INTERVIEW

移住者インタビュー

名谷エリアに移住された方の声

この記事では「移住するにあたり、どんなことを考えて、どんな準備をしたのか?」
「実際に住んでみて、どう思っているのか?どんな生活をしているのか?」など、移住を検討している方が気になる部分を先輩(経験者)に詳しくインタビュー。

今回のインタビューに応えてくれたのは、名谷で家族と暮らす石田さん(仮名)です。
「名谷」への移住を検討している方、または神戸市への移住に興味がある方は、ぜひご覧ください。

選びに選んだ名谷は、
家族とゆったり、心地よく暮らせるまち。

先輩移住者 石田 和葉さん(仮名)

[移住前の住まい]
福岡県
[年  代]
30代
[家族構成]
4人(夫・妻・子ども2人 [11歳、3歳])
[住宅形態]
新築一戸建て
[職業]
夫:会社員 妻:事務

数ある候補地の中で一番安心・安全を感じたまち

はじめまして。本日はよろしくお願いします。さっそくですが、石田さん家族の移住のきっかけや経緯について教えていただけますか?
石田さん:私も主人も福岡県出身ですが、主人が勤める会社の本社が兵庫県にあり、仕事や将来のことを考えて関西で暮らすことに決めました。まず主人の会社に通勤しやすい場所を優先し、大阪府内の借り家で暮らしました。その間に私も主人も納得できる移住先を見つけたいと考えていました。
候補地はいくつかあったのでしょうか?
石田さん:私は大学時代に西宮(阪神間)で4年間暮らしたことがあり、土地勘のある西宮北口周辺や会社へのアクセスが良い北摂も候補でした。ただ、私も主人も庭付きの住まいで土に触れながら、ゆとりのある暮らしができればという思いがあり、マンションだったり、庭のない3階建て戸建てが多い阪神間や北摂では、なかなか満足できる物件が見つかりませんでした。そこで郊外に目を向けて、不動産屋さんとも相談する中、神戸の西の名谷、垂水、明石などが候補に挙がりました。
最終的に名谷に決めた理由は何だったのでしょうか?
石田さん:実際にまちを訪れてみて、候補地の中で一番安心・安全なまちだと感じました。名谷はニュータウンなだけあって、まちが計画的に整備されていますよね。歩車分離の道路だったり、ニュータウン内には「赤道」と呼ばれる歩行者専用道路があったりと、子どもたちが事故にあう危険性が少ない環境が整っています。また、緑の多い落ち着いた住宅街の雰囲気、駅前に何でも揃う利便性、庭付きの戸建てが建てられる土地のゆとり、もちろん予算。すべてを総合的に判断して名谷に決めました。

庭のある戸建てでゆったりと。休日のおでかけスポットも充実

名谷での暮らしはいかがですか?
石田さん:神戸と言えば、以前はハーバーランドなどがある海側をイメージしていましたが、引っ越してからは、神戸の山側はまた違った雰囲気があり、ゆったりと過ごせる、ステキな場所だと感じています。
名谷は名谷駅を谷の底に、住宅街が広がっていますが、私たちの住まいはちょうど丘の上。風が気持ちよく、日当たりも良いんです。リビングから見える風景はさえぎるものがなく緑がいっぱいで、祖父が新居を訪れた時、「ここからずっと景色を眺めていられる」と気に入ってくれました。まだまだこれからですが、庭でハーブを植えたり、自家菜園を楽しんだりと、土いじりも楽しめそうです。
子育て環境はどうでしょうか?
石田さん:長男の産後は、ご近所の方が育児を手伝ってくれるファミリー・サポート・センターを利用して、すごく助かりました。子どもたちの医療費も中学3年生まで所得制限なしで助成制度が受けられますし、神戸市は思っていた以上に手厚い子育てサポートがあることを実感しています。また、長女は車が通行しない「赤道」を通って通学していますし、子どもたちだけで遊びに行かせても安心です。もう少し大きくなれば、駅前の塾などに通うことがあるかもしれませんが、送迎バスもあるようで、その点でも不安はありません。
普段のお買い物や休日のおでかけは?
石田さん:私は名谷駅近くの会社で事務のパートをしています。自転車で長男を保育園に送って、仕事をした後、帰りは途中にあるスーパーで買い物をして保育園にお迎え。駅前まで行かずとも普段の買い物はそこで用が済むので便利ですよ。休日は車で駅前に行って、須磨パティオで買い物をしたり、近くのコストコで食品を買い込んだり…。もちろん、近所は公園が多く、総合運動公園も近いので、家族みんなで遊びに行くことも。
何度か淡路島までドライブもしました。周辺にはおでかけスポットがいっぱいです。
名谷でお気に入りの場所はできましたか?
石田さん:2021年にオープンした名谷図書館です。長女はとても本が好きでよく借りていますし、長男が楽しめる絵本も充実しています。木の温もりが感じられるナチュラルな館内の雰囲気もいいですし、大丸須磨店内にあるので買い物ついでに立ち寄っています。
名谷図書館を含め、名谷は「リノベーション・神戸」の一環で大きくまちが変わろうとしています。期待も大きいのでは?
石田さん:そうですね。近年はニュータウンと言っても老朽化が進んでしまっているところもありますが、地域のニーズに沿ってよりよいまちへと変わっていけば、私たちのような子育て世代や若者が増え、にぎわいが増します。
身近なところで言えば、昨年から「赤道」などに外灯が増え、防犯カメラも設置されました。駅前はもちろん、ニュータウン全体の安心・安全も視野に入れたまちづくりを今後も進めてもらいたいですね。

場所選びがポイントだからこそ、妥協なく選んだのが名谷

ありがとうございます。最後に神戸や名谷に移住を検討している人へ、メッセージをお願いします。
石田さん:私たちの場合、まだ整備されていない今の土地を不動産屋さんが案内してくれたのですが、丘の上のこの場所に立ってみて、「ここ、いいね!」と私も主人もテンションが上がったことをよく覚えています(笑)。土地と建物をセットで検討する戸建ての場合、土地を決めた後は簡単に変えることができません。どんな場所で暮らすのかを妥協なく検討することが、納得できる移住先探しのポイントだと思います。
また、まだ名谷に引っ越して数年ですが、私たち子育て世代にとっても住みよいまちへと変わり続けていることを実感しています。名谷を訪れてもらえれば、私たちが感じたような「いいね!」が、いっぱい見つかるはずです。

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