INTERVIEW

移住者インタビュー

灘・六甲エリアに移住された方の声

この記事では「移住するにあたり、どんなことを考えて、どんな準備をしたのか?」
「実際に住んでみて、どう思っているのか?どんな生活をしているのか?」など、移住を検討している方が気になる部分を先輩(経験者)に詳しくインタビュー。

今回のインタビューに応えてくれたのは、六甲にお住まいの福島夫妻です。
「六甲」への移住を検討している方、または神戸市への移住に興味がある方は、ぜひご覧ください。

住み心地のよかったこの街が
もっともっと好きになりました。

先輩移住者 福島克将さん・美穂さん

[移住前の住まい]
愛知県
[年  代]
30代
[家族構成]
6人(夫・妻・子ども4人 [中学生、小学生2人、未就学])
[住宅形態]
一戸建て
[職業]
夫:金融業 妻:主婦

子育て環境や利便性を考えて以前暮らしたこの場所へ

福島さん家族の移住のきっかけや経緯について教えてください。
克将さん:私は神戸市北区の出身で、加古川市出身の妻とは結婚後、一度神戸の灘・六甲エリアで暮らしていました。その後、転勤で名古屋に引っ越したのですが、子どもたちが大きくなってきたこともあり、そろそろ家を構えたいと考えていた時、大阪への転勤が決まり、本格的に物件探しをはじめました。
美穂さん:灘・六甲エリアに以前住んでいた時は、JR・阪急・阪神の各鉄道があるため三宮や大阪にもアクセスしやすく、街の雰囲気も落ち着いていて、「住み心地がいい街だな」と感じていました。名古屋では約2年間暮らしましたが、その間も夫の出身地にも近い灘・六甲エリアにいい物件がないか、ずっと調べていたんです。阪神間で別のエリアを探すより、一度住んだことのある灘・六甲エリアの方が勝手もわかりますからね。
以前もお子様と一緒に灘・六甲エリアで暮らしていたと思いますが、今回の移住もお子様の教育環境を重視してのことですか?
美穂さん:それがこの場所でもう一度暮らすことに決めた一番の理由です。灘・六甲エリアはとてもコンパクトな街で、以前住んでいた場所もスーパーや病院、役所、図書館、公園などがすべて徒歩圏内に揃っていました。ベビーカーを押しながらのおでかけも便利だったんです。よく公園にも行きましたし、子育て世代が多いこともあり、子どもたちが元気に遊ぶ姿はよく見かけていました。それに学校の評判がよく、ここの小学校に通わせたいなと思っていたんです。
今回の灘・六甲エリアへの移住では、
神戸市の「子育て支援住宅取得補助制度」を利用されたそうですね。
克将さん:妻は灘・六甲エリアの物件情報をずっと調べてくれていましたが、インターネットである中古物件を見つけたんです。これは偶然なのですが、その中古物件のページにこの制度が利用できることが記載してありました。最大120万円の住宅取得費が補助されるのは大きいですよね。神戸への移住を決める後押しになりました。
どんな物件だったのでしょうか?
美穂さん:阪急六甲駅に近く、希望していた学校区にあった、ある大手住宅メーカーの築25年の中古物件です。実は、内部は階段と床があるだけのスケルトン状態だったんです。でも、自分たちで自由にリフォームできたので、ある意味「掘り出しもの」だったかもしれませんね。間取りを考えたり、照明を選んだりと、家族みんなで家づくりの楽しさも経験できました。

住み心地のいい穏やかな街の雰囲気。家族みんながこの街を大好きに

あらためて、灘・六甲エリアでの暮らしはいかがでしょうか?
克将さん:街の雰囲気は以前暮らしていた通り、落ち着いていますし、2年の間にスーパーやお店も増えていました。さらに暮らしやすくなった印象があります。
美穂さん:スーパーだけでも徒歩圏内に10軒くらいあるんです。特売日に合わせて買い物場所を選んでいますよ。
克将さん:区役所のあるJR六甲道駅の周辺は整備された街並みが広がっていますが、近くの水道筋商店街は昔ながらの人情味あふれる雰囲気が残っていて、歩くだけでも楽しい場所です。おいしい手作り豆腐を売っていたり、明石の鮮魚や淡路地鶏といった県内のおいしい食材も豊富に揃っているんですよ。お店の人との会話も楽しいですね。
お子様はいかがでしょうか?
美穂さん:この街を気に入ってくれたみたいですね。子どもたちは毎日楽しそうに学校に通っています。習い事も選ぶのが迷うくらいたくさんありますが、今は近くにあるスイミングスクールや空手教室などに通わせています。
週末はどんな風に過ごしていますか?
克将さん:近くに公園がたくさんあるので、子どもたちと公園に行くこともあれば、六甲山へハイキングにでかけたことも。私は少しでも子どもに自然とふれあう機会を持って欲しいと思っていますが、山も海もある神戸は本当にいいところだなと思います。実はこのエリア、キレイな川も多いんです。これからは川遊びもしてみたいですね。
美穂さん:さまざまな地域のイベントも行われていますが、灘区の子育てに関する情報を発信するホームページ「なだパパママネット」でチェックすることが多いですね。これを見れば、週末にどこで何をしているのか、すぐにわかります。これから灘区で子育てをはじめる人にも「なだパパママネット」はおすすめです。
大阪への通勤はどうでしょうか?
克将さん:自宅から最寄りの阪急六甲駅まで徒歩約8分、JR六甲道駅でも徒歩約15分。大阪キタ(JR大阪駅周辺)の勤務地までは電車の本数も多く、30分以内で到着するので、通勤は快適です。もし大阪市内や奈良、兵庫、京都といった関西圏への異動があっても、各鉄道を利用すればそれぞれアクセスできるのも安心です。この場所は本当に交通の便がいいですね。車で神戸市北区の実家に帰る時もすぐですよ。

神戸の魅力にあふれたこの街で充実した子育ての日々を

ありがとうございます。いろいろと灘・六甲エリアの魅力をお伺いすることができました。最後に、灘・六甲エリアや神戸への移住を検討している人へ、メッセージをお願いします。
美穂さん:子育てするには本当にいいところです。子どもと遊びにでかけるところは多いですし、街の方々も地域ぐるみで子どもを見守ってくれています。この学区は小学校だけでなく、中学校の評判もいいようですね。「環境が人を育てる」ではないですが、この街の温かく穏やかな雰囲気の中で、子どもたちが元気に育ってくれたらと思います。
克将さん:住宅街が広がる灘・六甲エリアは山・川の自然環境にも恵まれ、神戸の魅力を凝縮したような街。生活するにも便利なロケーションです。だからこそ、「ここでずっと暮らしたい」と思いましたし、二度目の灘・六甲エリアは大正解でした。このエリアは私たちのように中古物件をリフォームして移住する人も多いそうです。特に子育て世代なら、「子育て支援住宅取得補助制度」といった神戸市の各種制度も確認することをおすすめします。

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